グラフィックデザイナー歴15年のtakaarです
結婚して子供も2人いる私
2人の子供を大学まで進学させる
なんてこと考えてたら
お金大丈夫か!?
一生デザイナーの仕事していけんのか!?
と自分の将来に漠然とした不安を抱える今日この頃…
一口にデザイナーといっても多種多様な業種がある
私がやっているグラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、インダストリアルデザイナー、プロダクトデザイナー、ファッションデザイナー、ゲームデザイナー、カーデザイナー、キャラクターデザイナー、空間デザイナー、建築デザイナー、インテリアデザイナー、ジュエリーデザイナー、CGデザイナー、などなど
他業種を含め、デザイナーはこのデジタル時代を
生き残る為になにをしているんだろうか?
そんな、これからの将来のこと、今現在のこと、について
思うことをつぶやくよ
まぁ愚痴です愚痴w
将来に不安がある!な人も
私は大丈夫wな人も
ちょい、おつきあいください
デジタル化が進み淘汰されるデザイナー業
21世紀になってデジタルの進化はハンパない
アナログ作業で1日かかっていた事が10分でできてしまう!
今やそんな時代
↓こんなこともホント10分でできるからね…↓
そのスピードにより便利になり、早く作業出来るようになったのだが
結局のところデザイナーのやることが増えたw
結果、個人のこなさないといけない量・範囲が増えてきている
私の場合、基本グラフィックデザイナーだけれど
ここ何年かは別媒体のデザイン及び広告関連については、ほぼ何でもやる
“やる” というよりも “しないといけない” が正解かw
・グラフィックデザイン(チラシ、ロゴ、ポスター、カタログ、会社案内、SPツール、など)
・パッケージデザイン
・店舗デザイン(イベント装飾、ブースデザイン、サインデザイン、など)
・webデザイン(サイトデザイン、バナーデザイン、など)
・動画作成(SP用動画、研修用動画、など)
・プレスリリース配信(ビジュアル・内容作成)
・プレゼン資料作成(パワーポイント使用)
・SNS管理(フォロワー獲得、アップ作業、サイトとの連携投稿、情報拡散、など)
なんでもやる。
もはや一デザイナーではない“何でも屋”ですよw
ビジュアルが必要な時はもれなく
「デザイナーだからできるよねw」の一言である…
またこのデジタル化により
いろんな仕事・職業も消えている現実
異業種ではあるけれど身近なところで言えば
スーパーのセルフレジなんかもデジタル化の象徴だと思う
体よく“人手不足の解消のための取り組み”
とは言うものの結局のところ
経費節減、利益率アップ、に他ならない
まあこれから人口減少していくわけで、ある意味「正論」ではあるけれど
これもそうソフトバンクの人型ロボット「Pepper」くん
今はまだ “物珍しい” “カワイイ” なんかで済むレベルの普及率かもしれないが
これに近いロボットが増え、ごくありふれたものになり
ロボットだらけに…
店舗には全体を管理する従業員がひとりだけ…なんてことになるでしょうねw
確実に人間の行う仕事・職業は減るんです!
誰でも良い作業・仕事はロボットor 安い賃金の外国人に取って代わられる
デザイナー業もしかり
吟味され淘汰されてしまうデジタル時代
普通に当たり障りのないデザインをするだけでは未来はない
だってテンプレでコンピューターがしてくれるのだから…
一億総失業時代の到来ですね
お〜こわッ…
失業しないためには
唯一無二のスキルか
何でも出来るスキルか
どちらかを頑張ってやっていくしかないんだろね
なにかしらの付加価値を身につけよう
価格競争、多売薄利で困窮する企業。上がらない給料
このご時世簡単には売り上げが上がりませんね…
とくに2008年リーマンショック以降の不景気感は否めない
広告業界もしかり、売り上げ減少の一途である
理由は簡単で
広告を出す企業も売り上げが上がらず、利益も増えない
よって広告宣伝費にお金が回らない
デフレスパイラルですよ
物価下落と利益減少を繰り返す深刻な状況…
これにより広告制作料金もディスカウントされる
お得意様にはNOとは言えない
カタログ制作費
ページ5万円だったのが3万円になり
さらに2万5千円になる…
NOと言えば仕事がなくなる
その仕事を別の会社がさらに安い金額で受注する
給料据え置き、仕事は増加w
正に負のスパイラルw
これじゃ給料も上がらない訳だわ…
気になるデザイナーの給料・年収は?
給料が上がらない…とぼやくデザイナーの給料は
実際いくらくらいなのか?
ちょいググってみた
【グラフィックデザイナーの給料・年収】
会社員のグラフィックデザイナーの給料
会社員として働くグラフィックデザイナーの給料は、所属する企業の規模によって大きく異なります。大手広告代理店の場合は30代で年収1000万円ということもありますが、中小の代理店やプロダクションの場合は初年度300万円を切ることも往々にしてあります。ある調査では、グラフィックデザイナーの年収の平均値は300〜430万円。「手に職がある」割には大差ないのが実状です。
デザイナーの平均年収統計
・平均年収:4,283,000円
・平均年齢:38.5歳
・平均月給:315,000円
・平均賞与:503,100円
45歳以降の年収高けぇ!
役職手当的なものが多く含まれているんでしょうね、きっと
【webデザイナーの給料・年収】
webデザイナーの平均年収
Webデザイナーの給料は勤務先の企業によっても異なりますが、Webデザイナーのおもな職場となる制作会社は中小規模のところが多いため、高い給料をもらえる人はさほど多くないようです。また、Web業界が活性化するにつれてWeb制作会社の数もどんどん増えており、競争が厳しくなっていることから、単価は下がる傾向にあり、それが従業員の給与にも影響しているようです。平均年収は300万円〜400万円くらいが平均とされています。
まだ新しい職業なので50代以降がない…
この先もどうなっていくのやらw
ちょ、ちょ、以外と
みんな結構もらってるんじゃないん!?
と、正直思った(; ・`д・´)…
まあ全国平均なわけで
東京だと関西より2〜3割増しくらいの給料で
その他地方都市だとその限りではないでしょうね
私の年収のバクっと内訳
(関西/男/会社所属/経験15年/デザイナー兼ディレクターな場合)
月収36万円×12=432万円
賞与30万円×2=60万円
年収475〜500万円
※残業はみなし手当、扶養手当、役職手当なども込 ※賞与変動あり
くらいな感じ
多くも、少なくもない
けど、やっぱり給料はもっと欲しいw
何歳までデザイナーの仕事ができるのか?
自身の高齢化と世代交代
一昔前は“デザイナー35歳定年説”
なんて言われてたこともあったのだけれど
そんな年齢はとっくの昔のに過ぎてしまった
42歳オッサンデザイナーな私
正直40歳前くらいから徹夜はホントにキツくなったw。35歳定年説は体力的な見方も大きいのかも知れない…
だけどこれはごく一般的な意見で
要は個人の感覚の問題かな?と思う
良くも悪くもこの歳までデザイナー業でやってこれてるので
それなりのスキルはあるハズw
まだまだ若手には負けない!表現力もまだ向上している!ゾ
と思いながらデザインしている
けれど
毎年専門学校、大学などを卒業しデザイナーとしてデビューする
新人が何万人といるわけで…
彼らに打ち勝つために一生涯勉強する日々に追われるんだろなw
先にも触れた通り“年齢がいったからダメ!”というものでもなく
結局は意識、気持ちの問題だと思う
今はまだ新しいデザイン、新しいソフト・スキルの習得、勉強は
苦じゃなく楽しんで仕事をしている
まだまだいけそうだわw
とはいえ
体力の衰え、処理速度の低下、デザインセンスの陳腐化などで
いよいよついて行けなくなり
「僕もう疲れたんだ… パトラッシュ……」
となる日はいずれくるだろう
デザイナー引退
デザイナーではない仕事。
何をしようかな〜…は、たま〜に考えたりもするwww
地味に老眼の化も入ってきた今日このごろ
文字の小さい原稿を離して見てしまったときは
ほんとショックだったww
デザインの仕事で生き残る為の選択肢は
一生涯デザイナーは極端な話で
デザイン業界でもステップアップして生きる道はある
一般的にはデザイナーを経て
ディレクター、プロデューサーとして仕事をしていく
というステップアップが妥当なところ
で〜も〜、やっぱり私は自分で制作がしたいタイプの
“すべてを自分でやりたい面倒くさいクリエイター”なんですw
基本、人に任せる、頼むのがイヤなんです…
でもでも、実際にはオッサンなので若手のマネジメント担当であったりもする
あとはフリーランス
デザイン経験10年以上にもなれば
一度は考えたことがあるだろう選択肢
私の周りにも何人かのフリーランサーがいる
余裕のある人からいっぱいいっぱいの人まで様々
ただ共通しているのはなぜか皆、独身
自分の時間を自由に使える身
結婚していたけど離婚した…人もいる
今は安定しているが、フリーになりたての頃
就業時間の不安定と収入の不安定が元で別れたらしい…
自分一人で制作から営業、スケジュール管理、支出管理まで
すべて一人でやらないといけない大変さをよく聞く
今からフリーは、無理wいろんな負担が大きすぎる…
このブログも生き残る選択肢のひとつとして始めたもの
今のところアフィリエイト関係は皆無なのでこれから頑張る!
いっぱい勉強せねばw
デザイナー寿命を左右する自分の時間の使い方
第一線で活躍しているクリエイターは
結婚はしていても概ね子供はいない
自分の時間を好きな事に自由に使え
デザインの勉強・スキルアップなどに有意義に使えるんでしょうね
自分の時間が欲しいから子供はいらない!という選択肢もありだと思う
これはこれで羨ましい!っと正直思うw
私は結婚して2人の子供がいて、奥さんもデザイナーな共働き家族
必然的に子供の面倒は空いている方がみないといけない…
なかなか自分の時間を自由に使うのが難しい
仕事から帰り、子供と添い寝し “子供が寝るまで” と一緒に横になると
「なんだかとても眠いんだ… パトラッシュ……」
で、もれなくそのまま “Z Z Z” 眠りに落ち天に召されるw
自分次第ではあるのだろうけれど自由に時間が使えないもどかしさは否めない
でも、それに比例するように“子供を持つ家庭の幸せ”もひしひしと感じる
結局のところ両方とるのは難しい
無い物ねだりなんでしょうねw
が、勉強、インプット、新しいスキルを習得するなどの
時間が十分に持てないということは
進化が遅れる、時代に取り残されるということ
結局のところ自分次第なのだが結構あせる…
私のデザイナー寿命はあと何年なんだ?
デザインの世界で上り詰めたい人は子供を持たない方がいい
後々絶対子供のせいにしてしまうでしょうからw
キリがないのでまとめ
どうやっても「漠然とした将来の不安」は消えない…
それはこうして行く!という確固たるものがないから…
物理的にこのデジタル時代に
デザイナーで「一生を終えた人」は存在しない今現在
だから私のこれからもどうなるのか解らない
必死にもがいて、新しい活路、選択肢、転換を見つけます
な〜んか
参考になりましたかね…
さ〜せんw
ちなみにこんな私が「デザイナーを目指した」お話もどうぞ
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